のぼりになるまで

のぼりの基礎知識

のぼりができるまで

のぼりは、とても便利に改良された旗として現在の日本社会で幅広く愛され、使われています。

国旗を思い浮かべればわかるのですが、旗は風が吹いていないと見えにくいという種類のものが多いです。

運動会なんかだと国旗掲揚の際に旗が垂れ下がっていたら、なんだか台無しなんてことはよくあったと思います。

のぼりは、二辺を固定しているために垂れ下がりにくく、安定して見えやすいのです。

そのため、人々に何かを示すという目的において安定した働きを見せてくれているのです。

何故そのようになったのか遡ってみてみましょう。

そのルーツを探る為には、内戦が頻繁に繰り広げられていた室町時代まで遡らなければいけません。

室町時代には数百という武将がいて、派閥というか幾つかの勢力に分かれた戦が行われていたのですが、戦いの中で所属勢力を正確に示すためには、通常の旗を使用するわけにはいきません。

戦争時において、そんな妥協は死に直結するのです。

そこで、上辺を固定し、より見やすくした旗が開発されたというわけです。

当時は織物を材料として作られており、それゆえ漢字で書くと似た文字を用いた「幟」となったという説もあります。

また、のぼりは戦時に用いられるだけでなく、とても便利な旗であったことから広く用いられるようになりました。

当時の民間レベルですと、願いを込めた文字を布に記し、竹棒に吊るす旗として利用されていたと言われています。

「願いが神様や仏様のもとまで昇って行くように」ということで、のぼりという名前がついたとも言われています。

最もそれは怪しいとする説もあります。

過去のことなので多少の資料を参考にしたところで、何が正しいとは言い切れませんが、本当に願いを叶えてくれる旗であったならとてもロマンチックですね。


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